台湾では、陽性感染者数の減少を受けて警戒レベルが3から2にレベルダウンした。
レベル2はいまのところ、週明けの23日までの実施が決まっている。
ここのところは国内の陽性感染者数の数も1桁の日が多くなってきていて、街を歩いていると「もうじきレベル1になるんじゃないか」という雰囲気を感じる。
と同時に、気のゆるみみたいなのも見受けられる。
例えば、業種を問わず色々なところで実施されている実名制(実際に連絡を取れる電話番号の登録)のQRコードスキャン(または手書きで記帳)は、スーパーやお店では現在も消費者はきちんとスキャンしているのに対して、朝の市場に行くと、市場にも入口にQRコードが掲げられているにもかかわらず、9割くらいの人がスキャンせずにスルーしている状態だ。
市場だって、身分証ナンバーの末尾の数字が偶数か奇数かによる入場規制が行われていた期間は警察官が入口に立っていて、警察官が目を配っていたのでほぼ全員がきちんとスキャンしていたし、脇道も囲ってあったので管理がきちんとできていた。
でも、入場規制がなくなってスキャンだけになったとたん、ほとんどの人が素通りしている。
今朝も市場に行ったけど、若い人がぽつぽつスキャンするくらいで、本当に9割くらいはスルー。脇道も通行自由だから、スキャンほとんど意味なし状態になっていた。
そのうえ、人出は4月ごろのまだ自由だったころとそう変わらない、密密な感じで。ちょっと気が抜け過ぎなんじゃないのと心配になる。
でもきちんと全員マスクしてるのはさすが台湾、素晴らしいと思う。
食堂やレストラン、コンビニ、フードコートのイートインも徐々に再開していて、こちらはアクリル板とかで席を区切ってないといけないようで、準備ができていないお店は今もテイクアウトのみ。準備ができているお店は、イートインを再開している。
昨夜は約3か月ぶりに夜のウォーキングにでかけて、開いているお店の様子を観察してみた感じでは、イートイン再開していても、店内で食事をする消費者はまだあまり多くない様子。
消費者側はまだ様子見といったところか。
今日か明日あたりに24日以降の警戒レベルがどうなるのかっていう発表があるんじゃないかと思うけど、私個人の予想としては、このまままた2週間レベル2が続くんじゃないかなと思っている。
陽性患者数が1桁の日が増えてるけど、台湾の政府的には慎重に慎重を重ねて1桁が多いのではなく、0が多くなって初めてレベル1に戻すんじゃないかな。
個人でできることは、引き続き、手洗い、うがい、消毒、マスク、外出控えめにするくらいだけど、予防に努めたいと思う。
早くレベル1になるといいな。
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