ちくわを食した正濱漁港は、ここ数年人気上昇中のインスタ映えスポットだ。
この辺りは戦前には遠洋漁業の基地になってたくらい栄えた漁港だったそうだが、漁船の大型化などの影響でだんだんと没落していたという。
「映え」とは対極な寂れた漁港は、近年になって海沿いの建物がカラフルにペイントされたことで、「イタリアのヴェネチアの離島・ブラーノ島に似ている」と話題になり、インスタ映えスポットとして人気になったとのこと。
ちくわ屋さん「手工炭烤吉古拉」から見ると、左側の港沿いの建物がカラフルにペイントされている。
本家のブラーノ島は水路の両側の建物が全部カラフルらしいが、ここは片側4/5くらいで規模は小さい。でも確かにパステルカラーのビルが港の海水面に映えて可愛らしい。
カラフルなビル群は中国語で「正濱港口彩色屋」といい、Google先生のMAPにもちゃんと表示される。
正面から可愛く写真を撮るには、ちくわ屋さんから見て右手の和平島に続く正濱路の展望テラスがベストスポットだ。
私が行ったときは雨上がりの朝だったので写真はちょっとぼんやりしてるけど、晴れてたら海も明るくなってもっと素敵な写真になると思う。
カラフルな建物を背景に人を入れて記念写真を撮るなら、展望テラスから階段を下りるとちょうどいい感じ。
こちらの自転車の写真は和平島からの帰りに改めて撮影したもの。(行きは自転車さんを撮るの忘れてたのだ。)
ここはかわいく撮影してもいいし、マドロスさん風に笑える写真を撮ってもいいし。お洒落さんならファッション雑誌ぽい写真も撮れそう。
この日の私の相棒のYoubikeちゃん、車体がオレンジなのが、背景のビルといい感じに調和してて可愛い! 優秀なモデルさんだ!
これで天気が良ければもっと良かったけど、それでも十分可愛い写真が撮れて満足♪
そうそう、そういえば、朝9時過ぎにもかかわらず大型観光バスが乗りつけてオバさま、オジさまがわらわら下りてきてバシバシ写真撮ってらしたのを見て、ここがすごいメジャーな観光地なんだってことを実感しましたわ。旅行会社的にも素敵無料スポットってことっすね。
あと、漁港を眺めながらお茶ができる可愛くてオサレなカフェもいくつもあったり、カラフルビルのおかげでこの辺りはかなりのオサレスポット化されている様子。
今回は時間がなかったから立ち寄れなかったけど、またの機会はカフェでのんびり、っていうのもいいなあ。
「映え」を堪能したところで、和平島へ移動開始。
正濱漁港の近くには、もう一つ有名な撮影スポットがあるので、通りがかりに見ておく。
それがこちらの造船所の遺構「阿根納造船廠遺址」だ。
現在は中への立ち入りが禁止なので、見学と撮影には和平島側の「和平島観光漁市」がベストスポット。上の写真は、やっぱりお天気がいまいちだから暗いけど、廃墟の美が格好いい建造物で、何度見ても萌える。好き♡
漁市ではちょうど鮮魚店に魚が入荷中だったり、活気のある様子が見られて、これもよかった。
もしお昼だったら、ズラリと並ぶ海鮮料理レストランでお魚食べてもヨシ!
以前、ママとこの中の一軒で食事したけどなかなか美味しかった。(どこだったかは忘れたけど。汗)
魚や貝を選んで好みの調理法で料理してもらうこともできるので、数人で観光中だったら、海鮮料理はすごいおすすめ。
さて、ここはすでに和平島。
突端の灯台を目指す前にもう一軒、朝の美味しいものを食べに出かけよう!
2021年4月基隆港全域サイクリング!④につづく~
ここでまでのルート ↓
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