正濱漁港の最初の目的は炭火焼ちくわで「おめざ」だ。
7時20分ごろ五堵駅を出発して、正濱漁港に到着したのは9時ごろ。ここまでだいたい1時間半。朝からお茶とポカリしか摂取していないので、お腹もすいているからぴったりだろう。
まあ、起きてから4時間くらいたって「おめざ」ってどうよ、って感じもあるけどいいのだ。
基隆ではちくわのことを「吉古拉」という。読み方は「ちくらー」で、日本語の「ちくわ」にちかい。それもそのはず、日本人が残した食べ物だものね。
でも台湾で普段見かけるちくわは日本語の漢字のまま「竹輪(ずーるん)」っていうのだけど、なんで基隆は呼び方が違うのかな。
違うといえば、基隆の「吉古拉」はすごく身が薄い。ぺらっとして長いから、持つとくたっとするくらい。(笑)
基隆で食事してると結構な割合で遭遇する「吉古拉」だが、一番有名なお店というと、ここ正濱漁港の「手工炭烤吉古拉」ではないだろうか。
店名の通り、昔ながらの炭火焼でちくわを作っているお店で、市内の有名店でもここのを使っているところが多いと聞く。店頭で出来立ての販売もしていて、観光客にも大人気だ。
お店は漁港の一番奥まった水際にある。和平島に続く正濱路からは見えないので、うっかりすると通り過ぎてしまいそうな場所だが、ちゃんと漁港に下りていく通路があるので大丈夫。(結構急な坂で自転車的には下りは楽だが帰りがしんどかった。汗)
朝9時ごろと早い時間なのもあって、休日だけどお店の前には1~2人先客がいるだけで静かな雰囲気。
店頭には、焼き上がったばかりのちくわがズラリ。
うわ~! 美味しそう!
お店の中ではご主人が白身魚のすり身を巻き付けた鉄の棒をくるくる回して、ちくわを焼いていらっしゃる。
炭火がすごい熱気でご主人もすごく熱そう。
この場で食べるので、バラ売りのお値段を聞くと、熱いのは1本20元だった。
せっかくなので、ここは2本購入。
以前、修士課程の後輩とセルフ卒業写真を撮りに近くに来たときは、昼前だったけど売り切れてて食べれなかったので、4年近く越しの念願が叶って非常に嬉しい。
手に持つと、ちくわから湯気立ってた!
すっごく熱々で、一口かじると超ふわふわで信じられないくらい美味しい!
炭火の香ばしさもすごい! なにこれ、超美味い!!
そして、ちくわはそのままするっと口の中で無くなってしまった。
2本一瞬だったわ……。
一瞬の幸せタイムをありがとう。ラブ♡
この後、和平島でもう一軒食べたいお店があるので、ここは2本で我慢だけど、他に予定がなければ4本くらいは食べたいかも。
本当にすっごく美味しかった。
ちくわを食べて、ちょっと落ち着いたところで、改めて漁港を眺めてみることにしよう♪
2021年4月基隆港全域サイクリング!③につづく~
手工炭烤吉古拉
住所:基隆市中正區正濱路27號
時間:07:30~12:00
※私が行ったときは平日も営業してたけど、5月にコロナ警戒が始まってからは土日だけの営業になっている様子。出かける前に最新の営業時間を公式FBで確認すると安全。
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