台南旅行4日目。
最終日の本日は、少し遅めに起床。ホテルが素泊まりプランだったので、駅の近くのモスでモーニングセットをいただく。
お向かいの郵便局から来てるWifiも使えて(当時スマホ通話料契約にネットはついてなかったので外ではwifi必須)、座席にはコンセントもあるし、非常に快適。しかも台湾のモス(っていうかファストフード全般)はホットティーのお湯がお代わりできるので、雨を眺めながらしばしぼんやりしてしまった。
天気予報からして、今日は一日中雨らしく、大雨になることもある様子。なので、街歩き的な観光は全部パスすることにした。もし雨が止むようなら散策すればいいや、的なゆるい感じで行こうと思う。
とりあえず、今日営業予定かつ「行ってみたいリスト」に入ってるお店を地図に印をつけてホテルに戻って荷造りし、10時ごろホテルをチェックアウトした。
遠くのお店から攻めて、だんだん駅前に戻るような感じで行きたい。というわけで、1軒目は駅から3kmほどの五妃街にある「明仁鍋貼」という焼き餃子のお店へ向かうことにした。
雨の中を歩くのは嫌なので、餃子屋さんの開店時間待ちの時間つぶしもかねてバスで近くの三越まで行く。
三越のすぐ目の前が昨日チラ見した藍晒図文創園区だったけど、大雨なので見学はせずに三越に直行。11時半ごろまで食品フロアなどを見ながらぶらぶらした。
11時半ごろに三越を出て、「明仁鍋貼」に着いたのは開店少し前の11時40分ごろだったが、お店はもう開いていて席に座ることができた。
こちら明仁鍋貼のお店の名物は、焼き餃子に薄焼き卵を敷いたというか、かぶせたというかという形の「黃金鍋貼」。
「黃金鍋貼」というものは以前から台湾の旅行雑誌などで知っていて、よく見かけるのは台南の関廟という高雄に近い山の中の街の名物としての紹介だった。関廟というのはパイナップルや乾麺で有名な場所で、いつか行ってみたいところの一つなのだが、いかんせん交通が非常に不便なのでこれまで行く機会もなく、もちろん関廟の黄金鍋貼を食べる機会もなかった。
そんな折、今回の台南旅の出発前に某日本の雑誌で台南市街地のこちらのお店の紹介を見かけて、試しに食べてみようと思った次第である。(お店の壁にも雑誌の紹介ページのコピーが貼ってあった。)
明仁鍋貼は近所の中高生がよく食べにくる食堂だそう。お店はご主人の趣味と思われるドラえもんの人形がいっぱい置いてあって、好きな人にはたまらないんじゃないかしら。
で、注文したのはもちろん黄金鍋貼と酸辣湯。
ビジュアルは思ってた通りでとても美しい。すごく美味しそう。
いただきまーす!
って、あれ?? いまいち??
ひとつ食べてみて首をひねるがぁこさん。
というのも、卵焼きの水分を餃子が吸ってしまって、焼き餃子の命ともいえる皮の底のパリパリ感が全くなくなってしまっているうえ、キャベツ多めの餃子の餡が味ついてないんじゃないかというくらいの薄味で、それなのに卵焼きに甘いたれがかかっていて、なんだかぼんやりした水っぽい味に感じられたからだ。酢醤油をつけて食べても、味は決まらなかった。
私の期待が高過ぎたのか、もともと薄味のやさしい味が支持されていたのか、よくわからないけど、残念ながら私の好みではなかった。決してまずいわけじゃないけど、なんか足りない、そんな感じ。でも、これが好きな人もいると思うので、気になる方はご自身の舌で確かめてみてほしい。
個人的にはコレジャナイ感だったけど、黄金鍋貼というものは一応体験できたのは良しとしよう。いつか機会があったら、関廟の黄金鍋貼にもトライしてみたいと思う。
さて、食後のデザートでも食べに行くか!
2018年6月台南バイク&バス旅3泊4日。24DAY4-2につづく~
明仁鍋貼
住所:台南市中西區五妃街283號
時間:11:45~19:30、日曜定休
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