先週末から喉が痛くて、風邪かなあと思っていたら、一昨日の夜から鼻水や鼻づまり、咳がひどくなり、昨日の朝にはありえないほど全身が熱く感じて、こりゃやばいと熱を測ったら、台湾に来て初めてというくらいの高温になっていた。
でも、昨日は絶対に休めない日だったので、むりをして出かけたところ、午後には歩くのもつらくなってきたので、再度熱を測ると、人生で経験したことのない数字が出て驚愕。
歩くのもつらくてタクシーで病院に行くと、タクシーが連れて行ってくれた窓口は急患用の入り口だったようで、受付の警備員に急患か一般診療かどちらを選ぶのかきかれ、頭がふらふらするのでよくわからず、なんですか、ときくと受付の人が急患は高くなる、一般の方が安いから一般にしますかといわれ、ぼーっとした頭で意味が解らないままそれでいいですというと、結構離れた正門の方にある総合受付の方に連れていかれた。
こちとら歩くのもふらふらで、こんな歩かされるならどんな高くてもいいから急診でいいですといえばよかったと恨みながら受付にたどり着いたものの、本当に立ってるのがしんどくなって、受付前でしゃがみこんだまま受付することになってしまった。
様子を見た受付の人が、「そんなにつらいなら、急診にしたらどうですか、急診の方が少し高くなるけど、優先的に処理してもらえますよ。急診の受付はあちらです。」といった。
「え…さっき急診の方にこっちにっていわれたんですけど…」もうあんな距離歩きたくない。
「じゃあ、ここで、急診扱いにしますからね、いいですか?」「おねがいします」
急診の方に診察いいくのかとおもったら、二階の家庭科というところで優先的に見てくれるという。
二階…。
エスカレーターがあったが、案の定ものすごく遠く(感じ)て、げっそり。
やっとたどり着いたと思ったら、待ち構えていた看護婦にこう言われた。
「中国語わかりますか。血圧と身長体重を測りに行ってきてください」
「え…どこで?」
「ほら、あっちの方に血圧計が見えるでしょう、あそこで自分で測って、問診票に記入してくださいね。」
「身長体重?」
「こっちのほうに、みえるでしょう、自分で測ってくださいね」
看護婦は診療室にもどってしまった。
歩くのもふらふらでツライ病人にあちこち自力で歩き回って測定させるの?????
おかしくないか???????????
近所で名病院と言われているこの病院に対して、疑問符がいっぱい飛ぶ。
診察も別にすごく特別という訳ではなかった。
大病院だからいいとは、限らないようだ。
診察の結果は「インフルエンザ」。
でも日本みたいになんかのキット使って検査して確認してからの診断ではなく、先生の問診と喉を見て呼吸を聞いて、での診断だった。
こういうとき、日本の医療がとても恋しくなる。(ケガとかでも日本の対応の方が全然治りも違ったし)
ともあれ、タミフルを処方され、帰宅して軽く食べてから薬を服用し、氷を首に当てながら寝たところ、今朝になって熱もだいぶ下がって、普通に歩けるようになった。タミフルすごい。
また頭も痛くて気持ち悪いところもあるが、昨日と比べたら天と地の差。
論文が心配だけど、今日はゆっくりやすんでいる。ひまなので、時々起き上がってネットを見たりしている。
医者はできたら一週間は家にいたほうがいいが、どうしても仕事や学校に行かなければなならない場合は、熱が完全に下がってから、マスクをしていくようにと言っていたが、明日はどうだろうか。
論文前半三章の印刷本の提出最終締め切りは来週金曜午後七時。
すごい心配だ…。
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