迷子になりながらも、「雙湾自転車道」の入口と思われる「大田寮停車場」に到着したがぁこさん。
駐車場の地図には「風芝門自転車道」と書いてあって、さっきの曲がり角には「北海岸自転車道」とも書いてあったので、色んな自転車道の組み合わせで、浅水湾から白沙湾までの区間が「雙湾自転車道」ということのようだ。
地図の古さとかからみるに、たぶん「雙湾」って言い始めたのがあとなんだろうな。
駐車場の前にはビーチにつながっているらしい小道があり、ちょっと坂になってる向こうに青い海が見えて、とても素敵な雰囲気だった。
先を急ぐので海の方にはいかなかったけど、釣りの道具を持った人が下りていっていたので、きっと釣り場になってるのかなと思う。
駐車場から続く自転車道は、きちんと舗装されていて、とても走りやすかった。
少し進むと、自転車道の脇に海を眺められるように少し広くなっていた。
このあたりのビーチは行楽にはあまり向いてないのか、開発されてないだけなのか、人の姿がなくてとても静か。
ビーチには流木がチラホラ。時々、自転車が通り過ぎるとき以外は、ただただ、波の音が聞こえるだけ。心が静まる素敵な場所だった。
つづいては、自転車道が少し内陸を通るためか、低木の林の中のような風景に変わる。
途中で、展望台みたいなところに上がれるようになっていて、自転車を押して上がってみると、これまた絶景が広がっていた。
兵隊さんをかたどったオブジェと、そのわきに見張り台があったから、以前ここは軍事拠点のひとつだったんだろう。こういう海岸の見張り台って、馬祖とか離島だけじゃないんだね。
台湾海峡をじっと見つめる兵隊さんの後ろ姿。今はもう、大陸とそこまで緊張状態じゃないけど、歴史の一幕を見た気がして、しばし立ち止まって見入ってしまった。
展望台から降りて、また自転車道を進んでいくと、小さな集落の中を通る区間になった。底は河沿いをヘアピンカーブ状に行ったり戻ったりするので、ちょっと進路がわかりにくかった。
でも道路の標識をよく見て、地図を見たらわかるので、ここは見落とさないように注意しながら進みたい。(現在地は2Kのあたり)
上の地図の現在位置の公王口からカーブして、小川沿いに北上して大坑渓口へ向かっていくと、背の高い樹が多くなって、今度は森っぽい風景になっていく。
突き当りの海が見える大坑渓口から右方向にカーブすると、森の中に木道が現れた。
おお、これは、もしやあの有名な木道では!?
2021年2月淡水から金山まで・北海岸サイクリング⑤につづく~
↓ この区間はGoogle先生の地図にでてこないので地図が頼りでした。
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