この間、久しぶりに金山南路を古亭駅方面に向かって歩いていたところ、視界の端に違和感。
あれ? なんか新しいお店ができてる?
見ると、白い看板が爽やかなカフェ風のお店が潮州路の入口にできていた。
たしか、こないだまで真っ黒な居酒屋だったはず。いつのまに。
1階の奥がガラス張りになっていて、その中が厨房のようだったので、外から様子を見てみると、蒸籠が積んであって、職人さんが生地で餡を包んでらっしゃるのが見えた。
ガラス窓のわきに、お店の誕生ストーリーが書いてあった。
曰く、某有名小籠包店の修行で出会った4人の若者が、技術を磨いて独立して開いたお店だそうな。なるほど、小籠包専門店なのね!
すっごく気になるなあ。
一度は通り過ぎようとしたのだけど、やっぱりすっごく気になる。
お腹も、すごく空いてはないけど全然食べれる。
これは、「行け!」って食欲の神様が言ってるよね!
ということで、お店に突撃。
入店すると、時節柄恒例の検温と手の消毒を求められ、メニューを渡された。
店内には何組かお客さんがいて、そっと見渡すと皆さん小籠包か蒸し餃子を食べていらっしゃるようす。
メニューを見ると焼き餃子の鍋貼とか、肉まんとか焼売とかもあって、どれもいちいち心惹かれて仕方ない。
すごく悩んだけど、初回のおためしということで、基本の小籠包100元と酸辣湯40元、あとどうしても気になった焼売60元を注文。
最初に酸辣湯が運ばれてきた。
こちらの酸辣湯は、スープにとろみがないサラッと系。上品なごま油の香りが、スープの優しい味を引き立てていて非常に美味!これは、高級店の味だわ……!!
お次は焼売。小ぶりだけど豚のひき肉は変な繊維の塊とかもなく、きめ細やかで、蒸し上りがプリプリしていて、こちらも非常に美味。
これ4個で60元って、安いと思う。だって、東門市場の有名な香港飲茶のテイクアウト専門店の焼売だって10個とかで120元くらいだよ! あれより上品な味で、しかも蒸し立てでこの値段だったら、安いよ。
そして真打の小籠包。
直径4㎝くらいの小ぶりなお姿。皮が超薄くて中の肉汁が透けて見える。
生姜の細切りを添えて酢醤油でいただいてみる。中から肉汁が飛び出してくるが、火傷するほどの熱さではなく、ハフハフ美味しくいただける程度。
小籠包もやっぱり、上品な味。
このサイズ感と、上品な味の感じ、個人的に點水樓が思い浮かんだわ……。もう、ほとんどあのレベルですよ。とても美味しいです。これで8個100元って、安い。
冷めるのも早いので、急いで残りをいただいて、食事終了。
満足。いいお店に出逢えたわ……。
次はまた蒸し餃子とか甘い系とかも食べてみたいなあ。
2020年12月にオープンしたばかりというお店は、白が基調のインテリアでシンプルだけどとてもオシャレ。お店のロゴのネオンも可愛かった。
小籠包だけサクッと食べたい観光客の方にもぴったりなんじゃないかしら。
日本のお友達が台湾に来れるようになったら一緒に来たいな♪
包Great
住所:台北市大安區金山南路二段169號
時間:11:00~21:00
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