冰讚は、マンゴーの季節、だいたい4月半ばから10月末までのみ営業するというスタイルで有名な、かき氷店。
ちょっとうちから遠いので、あんまり行く機会がないのだが、先日友人を案内して、久しぶりに行ってきた。
MRT雙連駅2番出口を出て、右に曲がって、まっすぐ進んで二つ目の角を右に曲がると、ノスタルジックで可愛い青い看板が眼に入る。ここが冰讚だ。
いかにも下町のかき氷屋といった、素朴な風情。日本人などの観光客も多いが、地元の人も多い。かといって、大行列しているわけでもなく、のんびりしたいい塩梅。
友人のリクエストは、もちろんマンゴーかき氷。カウンターで注文して支払いを済ませると、番号札を渡されるので、席を探して番号を呼ばれるのを待つ。メニューには写真もあるし、日本語も書いてあるし、お姉さんも簡単な日本語は話すので、まったく中国語がわからなくても、何の問題もない。
そのうち、「イチバン! イチバン!!」と、日本語で呼ばれたので、マンゴーかき氷を受け取りにカウンターへ。
芒果雪花冰(マンゴーかき氷)120元
安いなあ…。
このあいだの迎冰館のマンゴーシャーベットなし版の130元とほぼ同じ。冰讚も数年前に比べたら、値上がりはしているんだけど、でも最近相次いですごい値上げに出会ったあとだと、ほんとうものすごく安く感じる。このあたりが、やっぱり庶民的な価格帯だと思う。かき氷とマンゴーだけ堪能したい、って言う場合には、シャーベットなしでもいいんだもの。
さて、かき氷本体のほうは、迎冰館がベースに透明の氷(清冰)を使っているのに対し、冰讚はミルクの雪花冰。こちらの雪花冰は、口に入れるとさらっと溶けて、コンデンスミルクもさっぱりめ。ひとりで一皿さらさらさらっと、食べきってしまえるくらい、軽い。
マンゴーの量もたっぷり。甘みも十分。本当に美味しい。
今年はスーパーで愛文マンゴーがひとつ50元とか、ものすごく高くなってるので、この価格で食べさせてもらえて、本当にありがたい。
10月までに台湾旅行される方は、ぜひ行ってみていただきたい庶民派の名店だ。
ついでに、迪化街の乾物屋でのドライフルーツの購入や、寧夏街夜市でB級グルメ堪能、というのもおすすめ。
冰讚
住所:台北市大同區雙連街2號
電話:(02)2550 6769
営業時間:11:30〜23:00(FB記載の営業時間)
※大体毎年4月半ばから10月末までの営業
がぁこ訪問:写真は2016年7月のもの
地図:https://goo.gl/maps/DKoyeS7mNNF2
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