2日目午後の最初の目的地は、南投のローカル線・集集線終着駅の車埕駅。
時間があれば、集集駅も見学して、夕方に本日の宿泊地である台湾鉄道斗六駅に到着する予定。
出発するバス停「日月潭」は、水社ビジターセンターの前。
始発なので時間通り出発して、先ほどサイクリングで立ち寄った向山ビジターセンターを経由して、14時ごろ車埕駅に到着した。
この辺りは日本時代から木業が盛んだったそうで、当時の加工工場のあとが観光スポットになっていた。
材木加工の様子の再現や、工程紹介の資料などがあったほか、お土産コーナーも充実していた。ヒノキの蚊よけとか椅子や器など、材木関連のお土産や、この辺の特産だという梅関連のお土産が多かった。
まわりには日本家屋の宿舎あとなどもあって、何となく和の雰囲気もあり。
車埕駅も優美な木造の駅舎が素敵だった。
駅舎とホームの間は、なんというか非常に開放的で、列車が来てない時は観光客のみなさんがぶらぶら線路の上を歩いていた。もちろん私たちも遊んだ。
ホームの奥に絶壁が見えるが、あの向こう側は明潭発電所のダムがあるそうだ。
15時半ごろにホームに入ってきた列車には、可愛いライオンのキャラクターが座っていた。集集線のマスコットかな?
そのまま乗車して、次の目的地である集集駅に着くと16時ごろになっていた。
集集駅は、集集線で一番有名な駅。
メインで見学したかったのは、小さくて可愛らしい木造駅舎だ。
ヒノキ造りの駅舎は、もともとは日本統治時代の1933年に建てられたそうだが、1999年の921大地震で倒壊してしまい、後に修復・再現されたのが、現在の駅舎なのだそう。
駅舎は外観も素敵だったが、室内もレトロな装飾がそのまま再現されていて、趣があった。
この駅を今も使っているというのがまたいい。
駅前には引退した蒸気機関車が展示してあって、鉄道ファンならたまらん感じ。
次の列車が来るまでしばらく、駅前だけぶらぶらしてみたら、写真は無いけど、バナナの産地らしく、バナナのエッグロールとか、バナナ系のお土産がたくさん売られていた。
荷物の邪魔になるから買わなかったけど、車だったら買ってもよかったかも。
やって来た列車に乗って17時半ごろに集集駅を出発して、集集線始発駅の二水駅でさらに縦貫線に乗り換えて、斗六駅に向かった。
車窓の向こうでは、ちょうど太陽が林の向こうに沈んでいくところだった。
雲林県の斗六駅も、前から行ってみたかったところ。
着いたら、まずは夕食だな。楽しみ!
2017年2月‐院後輩と2泊3日南投&雲林探検。9-DAY2-4へつづく~
午後の移動ルート
0コメント