朝食の後、私たちは9時過ぎに水社ビジターセンターそばのレンタサイクル店へ向かった。
民宿でもらった割引券でお得に自転車を借りて、サイクリングに出発!
この日は知ったのは、水社ビジターセンターから向山ビジターセンターを結ぶ「向山サイクリングロード」。
片道3kmくらいで、途中にはガイドブックなどでよく見かける湖上の自転車道や、ダムの堤防で絶景スポットの水社壩、永結橋、同心橋など、有名な観光スポットが目白押し。
時間と体力があれば、日月潭一周というのも素晴らしいのだけれど、雰囲気だけ楽しみたいのならこのコースがぴったり。
私たちも、お昼過ぎには日月潭を出発して次の目的地へ移動する予定なので、時間を見ながら、行けるところまで自転車を走らせることにした。
行きは結構時間が読めなくて、向山ビジターセンターに着くまでほとんど写真も撮らず、ひたすら風景を見て、地図と標識を確認しながらサイクリング。
向山ビジターセンターに到着したのは9時半過ぎ。
日本の有名な建築家の團 紀彦氏がデザインされたというコンクリートの建物は、美術館かと思うようなお洒落なつくり。
正面から見るよりも、建物の入口に立って奥の日月潭の湖面を見通す感じが、非常に芸術的で素晴らしい。
一番奥のカフェの前に立つと、カフェの前の水を張ってある池の部分と眼下の湖水が一体になるようになってて、いい雰囲気。
時間があれば、ここでお茶したらいい時間が過ごせそう。
屋上に上がってみると、左手に先ほど通過した白い橋、同心橋が見えた。
まだ時間があったので向山ビジターセンターから、さらに南下してみることに。
途中、浮き橋上の桟橋のようなものがあったので近づいてみる。
ボートが置いてあるけど人がいないなあと思っていると、沖から浜に戻ってくるカヌーの団体が見えた。
地図を見ると、月潭サイクリングロードの範囲に入っているようで、目の前の小さな入り江は月牙湾というらしい。
このあたりから、湖畔に日当たりのいい林があったりして、風景がロマンチックになってきた。
水辺に降りてみると、波も穏やか。なるほど、カヌーとかSUPとか、気持ちいいだろうな。
時計を見ると11時過ぎていたので、月牙湾から元来た道を引き返し。
帰りは、先ほどは行かなかった向山ビジターセンターそばの展望台にも行ってみた。
ここからは、遠くにラルー島が見えた。
さらに戻って、ダムの堤防の水社壩でも記念撮影。
レンタサイクル店に戻ると、12時ごろになっていた。
後ほど確認したところ、この日の私たちの走行距離は往復約11kmになっていた。
楽しくのんびり湖畔をサイクリングという目的も達成できて、日月潭の旅はこれでイベント終了。
この後の移動のバスの時間は13時20分。
急いで適当なお店で軽く麺を食べてお昼にして、民宿で荷物を受け取り、13時過ぎに水社ビジターセンターで次の目的地へ向かうバスを待つ、2人だった。
2017年2月‐院後輩と2泊3日南投&雲林探検。8-DAY2-3へつづく~
向山ビジターセンター
住所: 南投県魚池鄉水社村中山路599号
サイクリングで走ったコース
(自転車設定だと実際のルートが出てこなかったので徒歩設定になってます)
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