2日目の朝6時過ぎ。
私とCちゃんは水社埠頭西側の涵碧步道下方の湖水際に居た。
「日月潭の日の出鑑賞」
これは私のわがままで、今回の旅の目的のひとつだった。
もしCちゃんが寝ていたいなら、私1人で出かけるつもりだったのだが、計画を聞いた彼女は一も二も無く、「せっかくだし、先輩も一緒だったら、見に行きたいです!」と乗り気だったので、一緒に出かけることになったのだった。
2月の日の出は6時半ごろということなので、6時に民宿を出発。
事前情報によると、涵碧步道や、その下の蔣公涼亭か、更にその奥の蔣介石碼頭あたりが日出鑑賞スポットらしい。
まずは水社埠頭から湖に沿って、よさげなポイントを探して歩いて行った結果、たどり着いたのが冒頭の場所である。
6時20分ごろにはまだ、山際がほんのりオレンジで、夜の色の方が濃い。
1分ごとに少しずつ明るさが増していくのがわかり、湖の水面に映る山や船もはっきり見えるようになっていく。
ふと頭上の歩道を見ると、本気のカメラを構えた人がいるのが目に入った。
もしや、あの方のそばに行けば、いい構図の写真が撮れるのではと踏んだ私たちは、真似して歩道の上に行ってみた。
おお、船を見下ろす構図、これも素晴らしい。
いいなあ、この、もうじき朝日が顔を出す直前の、空の色。
台東や小琉球でも日の出を見たけど、季節や場所によって色も雰囲気も違って、素敵。
対岸に慈恩塔の影。昨日はほんとに楽しかったなあ。うふふ。
左側の山を見ると、後光のように光線が差しているのが見えた。
どうやら、あの光線の出発点が太陽が出てくるポイントのようだ。
ここからも素敵だけど、太陽の向きからすると、手前の樹がちょっと邪魔かもしれない。
そう思った私たちは、またもとの湖水際まで降りて太陽を待った。
しばらくして、ダイアモンドのように、太陽の光が山の頂に煌いた。
それからは、どんどん太陽が姿を見せて、水面にも太陽が映りこんで非常に美しかった。
日出って、何度見ても心が洗われるようだなあ。
普段は滅多にしないけど、早起きしてよかった!
太陽が完全に登り切ってから、Cちゃんとまた水社埠頭に戻り、昨日は写真を撮れなかった「日月潭」の碑と記念撮影し、民宿に戻ったのだった。
今日も、朝から元気いっぱいの私たち。
朝食食べたら、次はサイクリングへGOだ!!
2017年2月‐院後輩と2泊3日南投&雲林探検。7-DAY2-2へつづく~
2日目朝のだいたいのお散歩コース
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