迎冰館。超最高な思い出の「冰館」の味復活で感涙!!

ちょっと素敵な出会いがあったので、またまたマンゴーかき氷のご紹介。

先日の、Ice Monsterの価格や、その他の店の値上げなどで、この夏のマンゴーかき氷、私は一体どうしたらいいんだと思っていたところ、知人から永康街に新しいかき氷屋ができたと教えてもらったので、行ってみた。

MRT東門駅の4番出口を出て、目の前の角の信義路を左に路地に入って、二つ目の角、というか小学校に突き当たったら右に曲がったところに、目指すお店「迎冰館」があった。

事前に、ネットで調べたところ、迎冰館は、私の愛してやまなかった、冰館の奥さん(元)が新しく始めた店だという。えええ!! そうだったのか!! 実を言うと、私はこの数年、ずっと、元あった場所にできたかき氷屋が奥さんの店で、Ice Monsterが旦那さんがやっている店だと思ってたよ…なんという大間違い。そうか、ぜんぜん関係ない店だったから、味が「こうじゃない」っていう感じだったのか…奥さん、誤解しててごめんなさい。

迎冰館の店頭には、永康街でマンゴーかき氷を発展させたのは自分であるという奥さんの矜持が垣間見える店の説明が掲げられていた。

ところで、元もとの冰館は、何で突然閉店になったかというと、経営者夫妻が離婚して、そのまま同じ名前で続けていけなくなったため。(何で離婚されたのかとかは知らないが)そして、元旦那さんはその後すぐに現在のIce Monsterを立ち上げて、現在では海外にも進出して手広く経営している。ニュースの記事によると、奥さんのほうは、その後6年の間、カフェチェーンで海外進出などを通して経営力をつけたあと、今年満を持してかつての創業の地に、当時の味を引っさげて帰ってきた、ということらしい。

なるほど、黄色と水色の組み合わせの店舗のカラーは、冰館のカラーなのか。

メニューも期待できそうだ。

でもやっぱり、最初はマンゴーかき氷だろう。

店内は、明るくてポップな雰囲気。

壁に描かれたマンゴーかき氷も可愛いデザイン。

こじんまりしたカウンターだけなので、テイクアウトだけなのかと思ったら、隣のお粥やさんとイートインの席は共有という。聞けば、お粥やさんも奥さんが経営しているそうだ。ちょっとそっちも心引かれたが、昼も食べた後だったので、初志貫徹。

さて、本日の主役登場。

新鮮芒果牛奶冰+雪酪  
(マンゴーかき氷マンゴーシャーベットプラス)

160元


安っ!!


いや、すごい安いわけではないのだが(実際、南部に行ったら100ちょっとで食べれるし)、先日あちこちで値上げや200元越えを見た衝撃の後なので、ものすごく安く感じる。(爆)

シャーベットなしなら、130元。毎週食べれそうな価格だ。

この値段って、むかしの冰館のときと同じらしい。マンゴーも値上がりしてるのに、これはうれしい限りだ。(合掌)


気になるお味のほうは。

うん、これよ、これなのよ。

さっくりの透明なかき氷に、マンゴーのジャムっぽいソースと、練乳、ゴロゴロのマンゴー、マンゴーのシャーベット。しつこくなく、さっぱり、でもマンゴー感たっぷり。

うわー。懐かしいわ。また食べれるとは思わんかったわ。

元旦那さんのIce Monsterも、モダンなアレンジで、パンナコッタが載ってたりして、あれはあれで美味しいし、ふわふわ雪花氷のも大好きなんだけど、こないだ一緒に食べた友達みたいに甘すぎて食べきれないっていうときも、ときどきある。

でも、この、さっぱりあっさり、中国語で言うところの清爽っていうやつは、いくらでも食べれそうな勢い。外が暑いので、ほんとう最高。

ふわふわ雪花氷が食べたいときは芒果皇帝、さっぱりが食べたいときは迎冰館、これからは選択肢が広がってうれしいなあ。(感涙)

同行者のもう一品。キウイのシャーベットも、びっくりするくらい美味しかった。

もう、この夏は、通うしかないわ。マジで。

(でも、広くない店なので、あんまり人気が出たら、ゆっくり座って食べれなくなっちゃうかな? 汗)


迎冰館

住所:台北市金山南路二段31巷19號

電話:(02) 2351 6639

営業時間:10:00~23:00

がぁこ訪問:2016年7月

(※2017年7月現在、店舗が違う店に変わっていたので、すでに閉店した模様。残念…)

地図:https://goo.gl/maps/yPYEYKKfmmx

台湾いとしこいし

台湾が好き。 やって来た来た、いとしくて、こいしい、台湾。 勉強して、食べて、遊んで、旅して。勢いだけで、突っ走る元OL留学生、今日も台湾をゆく。 2017年台湾の大学の修士課程卒業、台湾で社会復帰。 instagram@taiwanitoshikoishi